ばあちゃんの独り言 

2001年

 初めて車の運転をした日             

私が、初めて車を自分で走らせたいと思ったのは、1998年 59歳の春でした。

さぁそこからが大変です。

その頃は、まだ会社勤めをしていましたので、「今度、車の免許取るつもりなの」

と言った途端、まわりのみんなは「えっ」と言ったきり絶句

そして、「何のために?」「止めなさいよ」の非難ゴーゴー

何のため?   定年後の私自身の楽しみの為に・・・・・

そして私が60歳の誕生日には、めでたく嬉しい免許取得です。

お陰で今は、日本中とは言わないけれど、街なかは毎日、孫達が住む遠い町まで

高速飛ばして「来たわよ〜」あらビックリ

こんなに楽しい事を、若い人たちだけに独占させては置けないわ!

と、ばあちゃんは青春真っ只中です。


パソコンの前に座って                            

私がパソコンに出会ったのは、夫が突然パソコン買うぞの一言からが始まりです。

当時は、まだこの世にWindowsと言うものが無くて、店頭にはリンゴのマークで有名なMACが並んでいました。

当時としては先端の「パフォーマ 306」を買ったのは良いのですが、

部屋の隅にインテリアとして置くだけで、何をするでも無く、当時のパソコンは大変高価な

買い物ですから、大蔵省の私としては、とても腹立たしく、このままにして置く訳には

行かないと思ったのがパソコンに向った最初でした。

始めはクラリスワークスを使ってパソコンとしてではなくワープロとして文章を打ち、

切手を買い、友人へ手紙やハガキを送る事で、それなりに楽しかったのです。

そんな時、60歳(1998年)で定年退職と言う事で、仕事をリタイアした機会に、退職金で新しくWindows98を

買いインターネットを繋ぎ、本格的にパソコンに填まりだしました。

パソコンを通じての友人も増え、69年間の私の人生の中では、今が一番楽しいと思っていますし、

中には私よりひと回りも年下の方達が、自然な形で接して下さるので、毎日が感謝の日々です。

私が今感じている事は、パソコンはひょっとして、若い方より私のように年を重ねてからが

必要でもあり、楽しめるのではないかと思っています。季節的に足元が悪くとも、箱を前にして

友人とのメールも交換でき、インターネットも楽しめ、絵を描いたり、音楽を作ったり、友人に

手紙を書いたり、投稿したり、箱一つで楽しみは際限なく広がりますから・・・・

パソコンしていて本当に良かった〜〜


パソコン・・・・大人のおもちゃ・・・・こんな面白い機械?機器?他にある?

エクセルを使ってデタラメの数字を並べ、計算して遊んだり、ワードで名刺を作ったり

と、ばあちゃんは青春真っ只中です。


孫の事                      ばあちゃんより55年以上も後に生まれた、可愛い孫が、「ばあちゃんホームページ         

  出来たよ」って、私のパソコンにメールが飛び込んで来た時、

  あんなに小さかった可愛い孫が、ホームページを作ったなんて!!

  そして、急いでURLをクリック

  目に飛び込んできた孫の描いた絵や、文、アニメ

  こんなに素晴らしいホームページを作れた事が、嬉しくて涙がでてきました。

  と、ばあちゃんは感動です。

 当時小学校5年生だった孫も今は高校生

 将来の目的も決まったらしく目が輝いていて若いって素晴らしいですね

(少女の絵は小学生だった頃画いたものです)


この頃気付いた事

街で車を走らせていて、ふと思うこと・・・・

私と同じ年代の人達が運転免許証を取得した若い頃は、今と違って街に車も多くなく、事故に遭うことも

少なかった為なのか、とても横暴な運転をする方が多いと思う

今まで自分が運転する事が無かったので、余り気付く事も無かったけれど、自分が運転するようになって、

若い方の上手で周りが見える運転には、改めて感心する

何に関しても、私の年代60才代は、世界とかけ離れた所で生活しているようで、恥ずかしいと思う今日この頃

私も気の付く限り「助けて頂きたいときは、お願いする」「助けられる時は、お手伝いする」をこれからのモットーに

していきたいと思う


海の事

今も海は好きだが、子供の頃は毎日のように海に行き、真っ黒になっていた。

海の駅で、電車を降りて、少し歩くと砂の山があり、その砂の山を登り、だんだん視界に海が入ってくると、

心臓がドキドキしてきて、嬉しくて駆け足になった事が、昨日のように思い出せる。

今は車で、波が手にすくえそうな所にある、海浜道路を走る時、思わず、ヒャッホー

と歓声を上げることがある。

勿論 同乗者がいれば、なおの事、良いね良いねの連呼

今フット思ったこと     私は人魚の化身?   年を重ねた・・・・の付く

とにかく裸が好き、お風呂、プール、海、裸になれる所なら、何処でも良いのかも知れない

この世にさよなら言う前に、一度で良いから、裸で泳いで見たい。叶わないと思うけれど・・・・・


チョビの 事                                                                  

余り犬好きでは無かった私に、娘が犬飼っても良いかなぁと切り出したとき、内心とても困りましたし、

犬を飼うなら捨て犬を保護するセンターが有るので、其処へ登録したいと言いました。

そして、待つ事1年目、突然センターから電話が掛かり、もし本当に飼う気が有るなら、すぐきて欲しい

明日では犬が処分されるから・・・・と

私は、その時行くだけ行っても、よほどのことが無い限り断ってきて欲しいと言いましたし、娘も一応行くけれど

無理かもしれないから、断ってくるよと言い置いてセンターへ出かけて行きました。

それなのに、娘は、すまなそうに、それでもとても嬉しそうに子犬を抱き抱えて帰って来たのです。

いまさら断るわけにも行かず、仕方なく苦笑いしながらのOKでした。

そんなチョビも、我が家に来てほんの2・3日の内に、家族の気持ちを虜にし家中チョビの取り合いに成り

犬嫌いだった筈の私が、夜も布団の中に抱え込んで寝る始末です。

今では、もうペットではなく家族の一員になり、チョビのお気持ち次第に成り果て、玄関のポーチにゲートを

張り巡らし、人間さまはチョビの家に住んでいるような状態です。

夫を呼ぶときはチョビの爺ちゃん、私をばあちゃん、娘はお母さん

ご近所の方たちもそんな家族を、当然のように、町会のお知らせを持ってこられた時も、

檻の外から、チョビのおばあちゃーんと呼んで下さいます。

独り事 A

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