6年前の4月7日に生後30日のチョビが家族になりました。
これは2000年春に書き出したチョビの成長記録です。 2006年3月15日
チョビがはじめて来た日の夜
2000年4月7日
チョビが初めて我が家にやってきたのは、暖かい日差しが降り注ぐ日だった。
小動物管理センターから電話がかかって、受け取りに行ったのだ。
檻に居たのは全部で5匹。同じような大きさの子犬の中でも特別元気で、私のヒザにかじりつくように登ってきたのが
チョビだった。
本当は、断ろうと訪れたのに、あんまり可愛くて連れて帰ってしまったのが運の尽き。
チョビに降りまわされる日々がはじまったのだった。
家に連れて帰って、まずはじめにお腹が空いてるのだろうと牛乳を与えたところ、なんとも美味しそうに平らげたので、
これは急いでエサ・首輪などの必需品を買いに行かねばと車を走らせた。
すでにこの時点で、チョビの虜になっていたのだろう。
初めての夜は、環境になじめずに下痢を繰り返していたので、いけないと思いつつも人間のお薬をお湯で溶かして、
ひと舐めさせた。
まだ母犬と離されてまもないうえに、生後1ヶ月と聞いていたのでつい甘やかして、こたつの横に
寝かせてしまった。いまだに、誰かの横じゃないと眠れなくなってしまっている。
1週間目
トイレの躾もようやく出来るようになり、毛布があれば一人で眠れるようになってきた。
この頃になると、父も私も仕事に行っていてもチョビの事ばかり考えていてた。
わけても父は、3時過ぎには帰宅をしてチョビの牛乳を用意するのが日課になっていた。
あまり犬が好きではないと言っていた母も、不思議とチョビだけは可愛くて、朝のあいさつは必ず
「チョビ、おはよ〜。おはよーおはよーおはよ〜〜♪」と言っている。
ここには載せる事が出来なくて、非常に残念なのだが、母の手枕で眠るチョビの姿はなんとも言えず
愛しくて、思わず写真を撮ってしまったのも、この頃である。
何が残念と言って、写ってはイケナイ物が写ってしまったので載せられないのだ。あーくやしい・・・
3週間目
この頃になると、耳も立ち始め「お手」「お座り」も覚えてくれた。
後ろに有るスリッパと同じ大きさだったのに、大きくなったものである。
しかし、「チョビ」の名前の通りにちょびっとしかご飯を食べてくれなくて不安のあまり、お水の中にハチミツを入れたり
牛乳を多めに与えたりしたら、少し太ってしまったのは失敗だった。
もともと運動不足だったので、一緒に散歩の時に走ってあげたらすぐに体重は戻った。
初めて獣医さんでワクチンを打っていただいて、2日ほど後にフェラリアの薬を飲ませたら、どんなに美味しかったのか
喜んで飲んでくれた。でも、ワクチンの影響からかお昼頃に突然吐き戻してしまい、ぐったりと私の腕にもたれかかってきた。
たまたま私一人の時だったので、驚きと不安で泣きながら抱きしめていた。
今でも少し吐き戻す時があるが、全然平気。何度もしないかぎり、良くある事だと獣医さんに教えてもらったからだ。
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